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iTunes8の新機能genius
![]() | Apple iPod nano 8GB ブラック MB261J/A (2007/09/06) 不明 商品詳細を見る |
この第3世代のiPod nano、最近の僕の買い物の中ではかなりの大ヒット。
デザインもかわいいし、超お気に入り。毎日、使ってますと書こうと思っていたのですが…。
上のiPodを買って数週間で、次の世代が出やがりましたよ。
しかも、値段安くなって16Gですよ。
![]() | Apple iPod nano 16GB ブラック (2008/09/10) 不明 商品詳細を見る |
……とeeePC以来、こんなことを繰り返していますが、
この新世代のiPodに合わせて、iTunes8にgeniusという機能が付きました。
appleのサイトでは、こんな風にgeniusを紹介しています。
iTune8は天才DJ
パーフェクトなプレイリストを作ってくれるGeniusの登場です。曲を聴きながらGeniusボタンをクリックすると、ライブラリにある相性のいい曲を集めたプレイリストをGeniusがその場で作ってくれます。
このgeniusが新しいiPodには標準装備されるそうです。
何かくやしいので、さっそく僕も使ってみました。
(使い始めて5分経過)
…まあ、ようするにこれまで下に付いてたiTSのウィンドウが
より絞り込まれたリコメンドしてくれる機能ってところでしょうか。
要は、もっとiTSで音楽を買ってほしい、という露骨な意図が見え見えの企画でした。
ただ、それだけではあまりにも露骨なので、いま、聴いてる曲に合わせて、
自分のライブラリの中から同じような傾向の曲をチョイスしてプレイリストにもできますよ
という機能をおまけ程度に付加した、というのが実際のところでしょうか。
…天才DJが聴いてあきれる感じのappleにしては残念な企画。
ダウンロードがCDシングルの売り上げ超えたって言っても、
8〜9割が着うたですからね。
アメリカでは音楽販売No.1になってる
天下のiTSも日本では肩身が狭いのが現状ですからね。
日本でのiTS不信の原因は、前にも書いたけど、TSUTAYAによるレンタル文化の浸透と
日本人のクレジットカードでのネット決済への不信感が影響してるように感じます。
だって、ロングテールって言葉が流行ったときにもてはやされた
amazonの売り上げは、丸善のオアゾ店一店の売り上げと同じくらいだそうですから。
アメリカで大成功を収めてるiTSやamazonも日本ではその程度のそこそこの成功なんです。
これってカルチャーの違いもあるけど、ネット決済への安全性が
日本ではまだ信用されてないってことなんだと思いますよ。
代引きやコンビ二で受け取る人も多いみたいだし。
着うたが成功した理由は、電話代と一緒に料金を決済できるモデルを作り出したことでしょう。
…と、話がgeniusから大きく逸れていきましたが、
appleも必死だということですかね(結論があいまい)
でも、何だかんだ言いながら、geniusを入れて、2時間くらいの間に、
geniusがリコメンドしてくれた曲、
2曲買っちゃいましたけどね。
意外と、ビジネスモデルとしては成功、なのかな?
久しぶりにマーラーですよ。
聴いたというか、体験したというか。
いやはや、久しぶりに感動しましたね〜。
クラシックを「いい!」と思ったのは大学4年の頃でしたでしょうか。
それまで退屈で大味なものにしか聴こえなかったのに、
ある時、「すごい!」とわかった瞬間があった。
それは、苦いとしか思えなかったお酒がおいしいと思えた瞬間。
自転車に初めて乗れるようになった瞬間。
耳を動かせるようになった瞬間。
これらの瞬間と並んで、
僕の人生の中のエポックの一つを築いている。
その瞬間を一度経験したら、人生は前と違ってしまう。
そんな瞬間。
それは、確かベートーベンの曲を聴きながら、
「この旋律って、人の心の動きを表したものなんだ」
とふと思った瞬間のことでした。
その瞬間から、僕はクラシックが面白いものに思えるようになったんです。
今回も、マーラーの5番を聴きながら、そのことを思い出した。
そう、僕にとってクラシックとは、
その作曲家の心の動きを自分が追体験するもの。
そう、経験するもの。
特に、マーラーなんかは、心のふり幅がすごい。
天にも昇るような至高の感情から
不安、あせり、驚き。
地の底を這うような感情。
しかも、それだけの心の振幅を表しながら、
どっしりとした安定感があるから、
こちらが不安になったり、嫌な気分にはならないんです。
あくまでも客観的に自分の心の動きを見つめている
マーラーの視線というのも、どこかにあるんでしょうね。
宮澤賢治は、自分の詩のことを「心象スケッチ」、
あるいは「修正された心象スケッチ」と呼びました。
それは、想像の産物ではなく、自分の心をそのまま表現したもの、
スケッチしたものだという自覚から来たものでしょう。
クラシックの名曲のほとんどは、
賢治の言う「心象スケッチ」に近いものなんでしょうね。
そう考えると、宮澤賢治のクラシック好きもうなずけます。
というわけで、しばらくクラシックブームは続きそうです。
聴いたというか、体験したというか。
いやはや、久しぶりに感動しましたね〜。
クラシックを「いい!」と思ったのは大学4年の頃でしたでしょうか。
それまで退屈で大味なものにしか聴こえなかったのに、
ある時、「すごい!」とわかった瞬間があった。
それは、苦いとしか思えなかったお酒がおいしいと思えた瞬間。
自転車に初めて乗れるようになった瞬間。
耳を動かせるようになった瞬間。
これらの瞬間と並んで、
僕の人生の中のエポックの一つを築いている。
その瞬間を一度経験したら、人生は前と違ってしまう。
そんな瞬間。
それは、確かベートーベンの曲を聴きながら、
「この旋律って、人の心の動きを表したものなんだ」
とふと思った瞬間のことでした。
その瞬間から、僕はクラシックが面白いものに思えるようになったんです。
今回も、マーラーの5番を聴きながら、そのことを思い出した。
そう、僕にとってクラシックとは、
その作曲家の心の動きを自分が追体験するもの。
そう、経験するもの。
特に、マーラーなんかは、心のふり幅がすごい。
天にも昇るような至高の感情から
不安、あせり、驚き。
地の底を這うような感情。
しかも、それだけの心の振幅を表しながら、
どっしりとした安定感があるから、
こちらが不安になったり、嫌な気分にはならないんです。
あくまでも客観的に自分の心の動きを見つめている
マーラーの視線というのも、どこかにあるんでしょうね。
宮澤賢治は、自分の詩のことを「心象スケッチ」、
あるいは「修正された心象スケッチ」と呼びました。
それは、想像の産物ではなく、自分の心をそのまま表現したもの、
スケッチしたものだという自覚から来たものでしょう。
クラシックの名曲のほとんどは、
賢治の言う「心象スケッチ」に近いものなんでしょうね。
そう考えると、宮澤賢治のクラシック好きもうなずけます。
というわけで、しばらくクラシックブームは続きそうです。
![]() | コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書) (2008/09/03) 岸 勇希 商品詳細を見る |
『明日の広告』の著者、さとなおさんのブログ「さとなお.com」で紹介されていたので、
さっそく購入。
電通は、最近、「コミュニケーション・デザイン」という宣伝を
流行らせようとしているらしい。
『明日の広告』『クロススイッチ』、
そして、
今回、購入したこの『コミュニケーションをデザインするための本』。
いいですね〜
大手広告代理店は、本を出してもそれがPRにつながるんだから。
……と、嫌味を言うために、この本を取り上げたのではなく、
読んでて実際、いろんな箇所に感銘を受けたので取り上げてみました。
印象に残ったのは、
クライアントから「傘がほしい」と言われて「いい傘」を作るのではなく、
その奥に込められた「雨に濡れたくない」という気持ちを汲み取り、
その気持ちに答える解決策を提案する。
これが、コミュニケーション・デザインだ、という説明。
禅問答のようでもありますが、実に本質をついた素晴らしい説明だと思いました。
実際、本書に紹介された豊富な事例を見ても、それが実践されているのがわかります。
特に、第3章は、すごかったね。
この岸さんという方のプランニング・プロセスが明らかにされている。
すごく参考になりました。
必ずしも広告業界の人でなくとも、この思考方法で物事を考えるとき、
かなりクリアに問題解決ができるようになるのではないでしょうか。
いいですよ、この思考の枠組み。
実にクレバーな人ですね。
この岸勇希さんという方は、おそらく「コミュニケーション・デザイン」という概念を
一番よく理解して、使いこなしている方なのでしょう。
いい本に出会えました。
ひさびさの大推薦です。
もう一回、読もうっと。
ブログ論壇の誕生
佐々木俊尚著「ブログ論壇の誕生」を読んだ。
個人の意見を伝えるメディアとしてのブログとマスコミを巡る様々なエピソードが紹介されている。
おそらくこの著者は、独自の考察や思想ではなく、現在起きている事象をまとめることをもって本書の価値としているのだろう。
確かにウェブにまつわる事件簿だと思えば、面白い本である。
特に個人的には、第2章「あらたにす」が面白かった。「あらたにす」とは朝日・読売・日経の三紙合同ポータルサイトのこと。私は名前しか知らなかったが、新聞社側のピント外れなウェブへの取り込みとそれに対するブロガーの辛辣で的確な意見が実に興味深かった。
「ネット社会での新聞社の発言力、影響力を高めたい」という上目線の態度で挑んだ三大新聞社の挑戦はウェブという場のルールを理解できず、失敗に終わった(らしい。まだ確認していないので、確認次第、続報します)
何事にも謙虚さと聞く耳を持って素直に学ぶ姿勢って大事ですよね。
そんなことを強く自戒した秋分の夜でした。
個人の意見を伝えるメディアとしてのブログとマスコミを巡る様々なエピソードが紹介されている。
おそらくこの著者は、独自の考察や思想ではなく、現在起きている事象をまとめることをもって本書の価値としているのだろう。
確かにウェブにまつわる事件簿だと思えば、面白い本である。
特に個人的には、第2章「あらたにす」が面白かった。「あらたにす」とは朝日・読売・日経の三紙合同ポータルサイトのこと。私は名前しか知らなかったが、新聞社側のピント外れなウェブへの取り込みとそれに対するブロガーの辛辣で的確な意見が実に興味深かった。
「ネット社会での新聞社の発言力、影響力を高めたい」という上目線の態度で挑んだ三大新聞社の挑戦はウェブという場のルールを理解できず、失敗に終わった(らしい。まだ確認していないので、確認次第、続報します)
何事にも謙虚さと聞く耳を持って素直に学ぶ姿勢って大事ですよね。
そんなことを強く自戒した秋分の夜でした。
「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も
怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
――ニーチェ「善悪の彼岸」より
この言葉は、ニーチェという有名な哲学者の言葉。
彼自身、「無神論」「超人思想」という深淵を覗き込み、
その結果、深淵に心を喰われてしまった悲劇の人です。
そう、物事を表現する時には、その表現の対象にどんどん同調していくので、
その中で、心を狂わせてしまうこともあるんです。
ちょっと前の話になりますが、
「ダークナイト」、観ました。
ものすごくよくできた映画でした。
久しぶりに衝撃作でした。
その後、「20世紀少年」を観終わったときも
つくづく『ダークナイト』って完成されてたよなーって
思いましたもん。
全米でも、日本でも、賞賛の嵐、というのはわかりますねー。
ただ、その感想、一言で言うと、
「黒い映画」というもの。
観た後、しばらく重かったです。
その夜は悪夢を見ました。
ジョーカーがまた悪いヤツでねえ。
もし、「悪魔」が実在するなら、
こんな感じなんでしょうね。
自分が悪いことをしている、という自覚を持ちながら、
それに一切罪悪感を覚えず、人が堕落し、破滅し、絶望することを喜ぶ。
誤って悪を犯してしまう人間の弱さ、というレベルではなく、
「絶対悪」「悪そのもの」を体現している存在。
監督も、そして、ジョーカー役のH.レジャーも、
徹底して、このジョーカーを表現することに力を注入したんでしょう。
その結果、H.レジャーは、深淵に飲み込まれてしまったんだと思います。
個人的に、映画には、完成度で測る尺度と
観た後の感じがどうかで測る尺度の二つがあると思うんです。
完成度として、「ダークナイト」を見た場合には◎。
だけど、その後の後味の悪さで評価した場合には×。
まあ、「悪」ってものを知りたいんなら、観てもいいんじゃないでしょうか。
作中、ジョーカーが一度、捕まるんですが、
牢獄の中で平然としているジョーカーの存在感。
ほんとキモチ悪かったです。
「ダークナイト」予告編↓
怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
――ニーチェ「善悪の彼岸」より
この言葉は、ニーチェという有名な哲学者の言葉。
彼自身、「無神論」「超人思想」という深淵を覗き込み、
その結果、深淵に心を喰われてしまった悲劇の人です。
そう、物事を表現する時には、その表現の対象にどんどん同調していくので、
その中で、心を狂わせてしまうこともあるんです。
ちょっと前の話になりますが、
「ダークナイト」、観ました。
ものすごくよくできた映画でした。
久しぶりに衝撃作でした。
その後、「20世紀少年」を観終わったときも
つくづく『ダークナイト』って完成されてたよなーって
思いましたもん。
全米でも、日本でも、賞賛の嵐、というのはわかりますねー。
ただ、その感想、一言で言うと、
「黒い映画」というもの。
観た後、しばらく重かったです。
その夜は悪夢を見ました。
ジョーカーがまた悪いヤツでねえ。
もし、「悪魔」が実在するなら、
こんな感じなんでしょうね。
自分が悪いことをしている、という自覚を持ちながら、
それに一切罪悪感を覚えず、人が堕落し、破滅し、絶望することを喜ぶ。
誤って悪を犯してしまう人間の弱さ、というレベルではなく、
「絶対悪」「悪そのもの」を体現している存在。
監督も、そして、ジョーカー役のH.レジャーも、
徹底して、このジョーカーを表現することに力を注入したんでしょう。
その結果、H.レジャーは、深淵に飲み込まれてしまったんだと思います。
個人的に、映画には、完成度で測る尺度と
観た後の感じがどうかで測る尺度の二つがあると思うんです。
完成度として、「ダークナイト」を見た場合には◎。
だけど、その後の後味の悪さで評価した場合には×。
まあ、「悪」ってものを知りたいんなら、観てもいいんじゃないでしょうか。
作中、ジョーカーが一度、捕まるんですが、
牢獄の中で平然としているジョーカーの存在感。
ほんとキモチ悪かったです。
「ダークナイト」予告編↓









